近年、留学先として韓国のニーズが高まっています。K-POP・グルメ・美容など、韓国カルチャーの流行が要因でしょう。そこで、留学目的のビザ取得が必要です。ビザは、日常で触れることが無い手続きなので、基本情報を理解しましょう。ここでは、申請方法や注意点を解説しています。留学先でトラブルを避けるために学びましょう。
韓国におけるビザの種類
ビザとは、渡航先が発行する入国許可証です。自国の安全を守るために、入国者の身元を確認します。そのため、留学前に申請を行い、審査を通過しなければなりません。また、滞在目的に応じて、ビザの種類が異なるため注意が必要です。ここでは、韓国留学に必要なビザを紹介します。
91日以上滞在の場合
韓国では、90日以内の滞在であればビザは不要です。そのため、短期留学では申請の手間がかかりません。しかし、91日目から必ずビザが必要です。D-4と呼ばれる、長期留学が目的のビザを取得しましょう。
D-4は、取得後1年間が有効期限です。しかし、韓国国内で延長申請が可能で、更に1年半の滞在が出来ます。また、入国後6カ月以上就学することで、アルバイトも可能です。平日は週20時間以内の勤務が可能なため、経済面も安定します。
専門学校・大学・大学院に通う場合
通学する場所によって、ビザの種類が異なります。専門学校・大学・大学院、また交換留学にはD-2を取得しましょう。有効期限は最大2年間です。D-2もアルバイト可能であり、大学院生の場合、平日週30時間まで勤務出来ます。
注意点として、語学堂や語学学校に通う場合はD-4が必要です。申請する際は、必ずビザの種類を確認しましょう。
ワーキングホリデーの場合
ワーキングホリデーは観光や労働、語学取得を目的としています。語学留学より、ライトな感覚での滞在となるでしょう。ワーキングホリデー用のビザも存在し、H-1と呼ばれます。有効期限は1年間であり、語学以外の経験値を得たい時に最適です。
しかし、取得可能な年齢に、制限があるので注意しましょう。18~30歳までとなっているので、計画的な申請が必要です。
ビザの申請方法・費用
ビザは入国に向けて重要な手続きです。正しく申請をし、トラブルが起きないようにしましょう。ここでは、申請方法や費用を解説しています。慣れない手続きですが、理解をして丁寧に進めましょう。
ビザ取得までの流れ
ビザ取得前に、学校関連の手続きを行います。入学願書や必要書類を提出し、入学金や授業料を払いましょう。そして、学校からは入学許可書が発行されます。
ビザ申請では、入学許可書が必要です。その後、必要書類を揃えビザ申請を行い、問題が無ければビザが発行されます。入学願書の提出後、ビザ取得まで2か月程度かかることもあるので注意しましょう。
申請場所
日本国内にある、韓国領事館の領事部で申請します。韓国領事館は日本各地にあり、札幌・仙台・東京・横浜・新潟・名古屋・大阪・神戸・広島・福岡の10か所です。それぞれ管轄地域が定められているので、自身の住所が該当する韓国領事館を確認しましょう。
地域によっては、遠方になることもあるので注意が必要です。予定通りに向かえないことも考え、申請日には予備日を作っておくと良いでしょう。
申請方法
申請は本人が韓国領事館に行くことが基本ですが、代理人申請も可能です。韓国領事館の管轄が定められているので、本人が行けない場合に代理人を立てましょう。
また、ビザ申請に必要な書類はビザの種類で異なります。必ず、韓国領事館に確認したうえで向かいましょう。主に、査証発給申請書・パスポート・6か月以内の顔写真・運転免許証などが必要です。また、学校が発行する事業者登録証や入学許可書、財政立証書類も提出します。忘れ物が無いよう必ず確認しましょう。
韓国国内での申請
90日以内の短期留学ではビザが不要です。しかし、その後も留学継続する場合は、ビザ申請をしましょう。韓国の出入国管理事務所で手続きを行います。また、日本での申請が間に合わなかったとき、対処としての利用もおすすめです。入国後、90日以内に必ず申請・取得しましょう。
費用
日本でビザを申請する場合、基本的に無料です。しかし、地域によって、イレギュラーもあるので必ず確認しましょう。また、代理人が行った場合も、費用はかかりません。しかし、受け取りを郵送にした際は、送料の負担が生じます。
また、韓国現地での申請や延長は、6万ウォンが必要です。支払いは収入印紙になるので準備しましょう。
ビザ取得時の注意点
ビザ申請は、準備すべき書類が沢山あるため難しく感じるでしょう。ここでは、特に注意すべき点をまとめています。予め理解することで、トラブルを無くすことが重要です。以下を、必ず覚えましょう。
韓国領事館へ確認
まず、韓国領事館が正しい管轄であるかを確認しましょう。そして、必ず必要書類を問い合わせることが重要です。各地で、必要書類が異なることもあります。書類が足りない事態になっては、時間と交通費が無駄になるため注意が必要です。また、ビザ申請は午前中のみの取り扱いなので、時間にも配慮しましょう。
パスポートの期限
ビザの発行には、パスポートの有効期限が重要です。入国予定日から6カ月以上の有効期限が無ければ、ビザが発行出来ません。さらに、3カ月未満の場合、飛行機や船に乗れないので注意が必要です。必ず、パスポートの有効期限を確認しましょう。
在日韓国人の場合
韓国籍の在日韓国人の方は、ビザ発行は不要です。目的や期間問わず、韓国へ入国出来ます。しかし、2年以上が経過して日本に再入国する場合、日本で再入国許可証が必要です。パスポートと特別永住者証明書を持参し、居住地域の入国管理局で申請しましょう。
まとめ
留学は人生が豊かになる経験です。また、韓国は日本と近いので、気軽に選べるでしょう。しかし、留学手続きは複雑で、必要書類が沢山あります。1人で調べて、行動するとトラブルが起きるかもしれません。そこで、韓国留学エージェントの利用がおすすめです。
留学手続きのサポートや、生活に関するアドバイスを受けられます。不安でいっぱいな中、心強い存在です。留学をスムーズに始めるために、是非相談してみましょう。充実した韓国留学が叶います。
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引用元:https://jp.square-edu.net/
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