近年K-POPやグルメなど、韓国カルチャーが非常に流行しています。そのため、海外旅行で韓国は人気スポットです。また、言語や生活文化を吸収するために、留学ニーズも高まっています。日本と距離が近いため、欧米よりも気軽に留学出来るでしょう。ここでは、韓国留学のメリットや注意点を解説します。韓国に興味がある方は必見です。
韓国の文化・風土
韓国は日本と近いものの、生活で様々な違いがあります。日々の生活で困らないよう、まずは文化や風土を理解しましょう。ここでは、言語・食事・気候・物価について解説します。
言語
公用語は韓国語であり、ハングル文字を使用しています。かつては漢字も使用されていましたが、現在は地名や人物名で使用する程度です。韓国語を取得すれば、世代問わずコミュニケーションが取れます。
また、ソウルや釜山などの都市部では、日本語や英語が通じるので安心です。韓国は英語レベルが高く、TOEICの平均点が日本より優れています。日本が513点に対し、韓国は670点です。韓国語が心配なときは、英語でのアプローチも役に立つでしょう。
食事
主食はお米なので、日本人は受け入れやすい文化です。白米以外に、雑穀米や炊き込みご飯もあります。また、朝食ではお粥が多く、豊富なトッピングが特徴です。
そして、料理には唐辛子やにんにくが多く使われています。辛味成分や薬味は身体を温める効果があり、冬の寒さに負けません。地域によって、-20℃にまで下がるので食生活は重要です。鍋やスープ類も豊富なので、冬場の楽しみになるでしょう。
また、発酵食品を日常的に摂取します。キムチやコチュジャン、マッコリなどが代表的な食品です。そして、肉・海鮮・野菜などは、日本と同じなため自炊しやすいでしょう。
気候
韓国にも四季があります。また、梅雨や台風の発生もあるので、生活のイメージがしやすいでしょう。しかし、日本よりも北部にあるので、冬の寒さには注意が必要です。最も寒い1月は、ソウルで-3.7度まで下がります。日本の新潟県と同等の寒さなので、厚手のコートは必須です。
また、8月の平均気温が26度程であり、夏は東京の蒸し暑さに似ています。そして、春と秋が日本よりも短く、1日の気温差が大きいことも特徴です。空調や衣服に気を付けて過ごしましょう。
物価
通貨はウォンを使用しており、100ウォンは約11円です。近年、物価が徐々に上がっており、物価としては東京と同等程度になります。しかし、飲食店では無料サービスが豊富で、一人前が多いためお得に感じるでしょう。
また、格安な屋台グルメも醍醐味です。そして、移動手段が手頃に済むので、節約出来るでしょう。地下鉄の場合、10km先まで一律140円程です。東京では10km・280円かかるので、比較的通学や買い物もしやすいでしょう。
韓国留学の魅力とメリット
海外留学そのものに興味がある場合、国の選択で迷うこともあるでしょう。ここでは、韓国だからこそ得られる魅力を解説します。
日本と近く渡航費が安い
最大の魅力は、日本と距離が近いことです。飛行機で2時間程度のため、緊急帰国も困りません。また、時差が無いため、家族や友人と連絡が取りやすいこともメリットです。いざという時の対策が出来るので、安心して暮らせるでしょう。
また、渡航費用が安く済みます。航空会社やシーズンにもよりますが、1万円程度に抑えることも可能です。欧米留学に比べると、とても安く済みます。
生活が豊かになる
都市部では、ショッピングやグルメを楽しめます。街ごとに異なる雰囲気があるので、良い刺激になるでしょう。また、エステやマッサージ、コスメなど美容が普及しているので、オシャレが好きな方は最適です。
そして、現地に友人が出来ると、日々充実するでしょう。ネットや雑誌では得られない、リアルな韓国文化を味わえます。
韓国語が学びやすい
日本でも、個人で韓国語を学ぶことは可能です。しかし、上達するには、韓国人とのコミュニケーションが欠かせません。留学をすることで、教科書に載っていないリアルな韓国語が身に付きます。
また、毎日韓国語に接することで、学びのモチベーションが上がるでしょう。強制的に日本語から離れることで、勉強すべき環境が手に入ります。また、韓国語が難しく感じる場合、日本語が通じるエリアもあるため安心です。自身の語学レベルに応じて、生活スタイルを作りましょう。
韓国留学で注意すべきポイント
気軽に留学しやすい韓国ですが、注意点もあるので理解しましょう。ここでは、具体的なポイントをまとめています。自身に向いているかを、改めて確認しましょう。
ビザについて
韓国は、90日以内の滞在であればビザは不要です。しかし、91日以上は、必ずビザを取得しましょう。D-4ビザかD-2ビザが必要です。
D-4ビザは、語学学校に通うための一般的なビザになります。また、D-2ビザは交換留学や、大学院への進学目的で必要です。これらのビザは、最長2年間の滞在を許可されます。期間には充分気を付けましょう。
外国人登録
91日以上滞在する場合、外国人登録も必要です。入国から90日以内に行いましょう。出入国管理事務所で本人がすべき手続きです。留学前に、申請方法や必要となるものを必ず調べましょう。
韓国語の上達
留学をしても、積極性がなければ韓国語の上達は不可能です。語学学校に通うだけで満足せず、街中でコミュニケーションを取りましょう。とくに韓国人の友人を作ることで、話す機会が増えます。仲が深まれば、話したい気持ちが強くなるでしょう。常に、留学に来ている意識を持ち、学び続けることが重要です。
現代は、ネットに頼ることで海外生活がしやすくなっています。そのため、日本語から離れにくく、韓国語に馴染めないこともあります。上達のためには、日本語を使わない強い決意が必要です。
最低限の会話や単語を理解する
留学する前に、最低限の韓国語を学びましょう。挨拶や買い物、飲食店でのオーダーなど、初日からスキルが必要です。また、語学学校では韓国語で授業を行います。無知で授業を受けても、全く理解が出来ません。学ぶための準備として、初級レベルは必ず身に付けましょう。
まとめ
韓国は日本と似ている部分がありながら、独自の文化も魅力的です。留学することで、豊かな価値観になるでしょう。また、風土や食生活に馴染みやすいので、留学先としておすすめです。そして、留学準備には韓国留学エージェントを利用しましょう。
留学に必要なことを、丁寧に教えてもらえます。自身で調べるだけでは、不安なことも多いので心強い存在です。準備万端な状態を作り、留学生活を充実させましょう。
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引用元：https://jp.square-edu.net/
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