韓国留学中に保険は入るべき?韓国の国民健康保険について詳しく解説

公開日:2024/09/15
国民健康保険

留学中に、思わぬ怪我や事故などで病院に行くことになった際に重要なのが、健康保険です。期間によっては加入するべきか悩む人も多いことでしょう。たった数か月間でも保険に加入することはできるのでしょうか?本記事では、気になる留学中の国民健康保険の概要や加入対象、さらに保険納付のメリットやデメリットについて詳しく解説します。

韓国における国民保険の概要

韓国でも日本と同様に、毎月一定額の保険料を支払うことによって医療費の自己負担を減らすことができる制度があります。韓国の全国民に義務付けられている国民健康保険制度は、日本とよく似ているともいわれているのです。

保険の種類と加入者

日本では大きく3つに分かれており、自営業の人や学生などが主に加入する「国民健康保険」と、会社員など企業から雇用されている人が加入する「被用者保険」、75歳以上で加入する「後期高齢者医療制度」です

韓国では「国民健康保険公団」のみですが、被用者は「職場加入者」として、被用者に該当しない人は「地域加入者」とされます。

保険料の負担

日本では被用者保険の保険料は会社側と従業員側のそれぞれで半分ずつ支払うケースがほとんどです。それと同様に韓国でも会社と従業員で折半して半分ずつ保険料を支払う仕組みになっています。

医療費の自己負担

日本では小学校就学後から70歳未満の医療費の自己負担は3割とされており、0歳から小学校就学前と70歳以上75歳未満は2割、75歳以上は1割の負担となります。70歳以上でも現役並み取得者は3割負担になるケースもあります。

一方、韓国では一般的な医療費の自己負担は3割と日本と同じであるものの、入院の場合は一律2割や医療機関や所在地によっても微妙に異なるのが特徴です。

加入対象と加入時期

地域健康保険に関しては選択事項ですが、職場加入対象者である外国人労働者は健康保険の加入が義務づけられています。2019年7月16日に韓国の国民健康保険制度は新たに改正され、6か月以上韓国に滞在した外国人または在外国民は健康保険に加入することが必須とされるようになりました。

改正の目的

この改正は、外国人や在外居住者が健康保険の保障を受けたいときのみ地域加入に任意で加入し、高額診療を受けたのちに出国するといった悪用を防止するために行われたものです。

6か月以上の滞在者のうち、健康保険に未加入の人が対象となります。また、医療費扶補助に特化した公的扶助制度の対象の対象である低所得者に関しては国民健康保険に加入しません。

加入の時期

韓国では「国民健康保険」と「医療扶助」によってすべての国民への医療保障を行っています。支払いに関しては基本的には日本と同様に月に一度、一定の金額を支払う仕組みです。

留学ビザの種類

留学ビザにもさまざまな種類があり、D-2ビザやD-4ビザの留学生とワーキングホリデービザの保有者(6か月以上滞在者)は加入の対象ですが、ビザの種類によって加入する時期が異なるため注意が必要です。

D-2ビザは入国日、D-4ビザは入国日の6か月後に加入、ワーキングホリデービザに関しても入国日の6か月後に加入することになります

健康保険納付時の特典と未納付の場合発生する不利益

韓国の健康保険を納付することでどのような特典が得られるのでしょうか?また、未納付のまま滞納してしまった場合どのような不利益を被ることになるのでしょう。健康保険納付時の特典と未納付の場合発生する不利益について具体的に解説していきます。

納付で得られる特典

健康保険加入者が受けられる特典はすべて加入したその日から利用することができます。医療機関にて受診した際にかかった費用の一部が負担され、自己負担額が安くすむのが最大の特典です。

外来診療の際は、総費用の3割程度の金額を支払うケースがほとんどです。医療機関の種類や所在地によっては負担する割合が異なる場合もあります。受診する前に医療機関や自治体のホームページ等で確認しておくとよいでしょう。

未納付で発生する不利益

納付期間の翌月1日までに保険料を完納しなかった場合、病院や医療機関で受けられるはずの特典を受けることができません。いつまでも支払わず、督促の期間内に保険料を納付しなければ不動産や自動車、預金などと差し押さえされる可能性もあります。

督促後の取り立て金は分納納付も可能です。また、ビザ延長の制限や滞留許可の申請時に不利益が発生する場合があるので注意しましょう。

まとめ

韓国留学の際、滞在期間が短い場合は日本で加入した国民健康保険でよいかもしれませんが、6か月以上滞在の場合にはただちに韓国の国民健康保険に加入しましょう。韓国の国民健康保険に加入していれば、もしものことがあっても現地の人と同じように対応してもらえるため安心です。毎月しっかりと保険料を支払うことで医療費が安くなるなどのメリットがありますが、滞納した場合には医療機関の利用に制限がかかったりビザ延長に不利益が生じる可能性があります。督促を無視するとさらなら不利益を被ることになるので、保険に加入したら必ず保険料は決められた期限までに支払うようにしましょう。

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