いまや韓国の文化は世界中から注目されており、留学に興味をもつ人もいるのではないでしょうか。ただ、社会人が韓国に留学するのは可能なのかと疑問に思う人も多いでしょう。そこで、この記事では、社会人ができる韓国留学のスタイル、必要とされる費用の目安、社会人が韓国留学するメリットとデメリットなどについて詳しく紹介していきます。
社会人ができる韓国留学のスタイル
まずは、社会人でもできる韓国留学のスタイルを3つ紹介します。
語学留学
1つめは、語学留学というスタイルです。韓国語を習得することが留学の目的であり、韓国の大学が運営している語学堂や、民間の語学学校に通うことになります。
入学のハードルがそこまで高くないことと、短期留学から長期留学まで多様なコースから自分に合うものを選べることが魅力です。また、さまざまな国籍のクラスメイトと一緒に学べるのもメリットのひとつだといえるでしょう。
大学・大学院留学
2つめは、韓国の高等教育機関である大学や大学院に留学するというスタイルです。深い専門知識を得ることや韓国の文化を深く学ぶことが目的のため、現地の学生と同じカリキュラムを履修することになるのが特徴です。
本格的に学べるのが魅力ですが、入学試験があることや卒業するには確実に学業を達成する必要があることから、ハードルは高めだといえます。なお、留学期間は短くて2年、長期の場合に5年以上必要なこともあります。
インターンシップ・ワーキングホリデー
3つめは、インターンシップやワーキングホリデーというスタイルです。現地の組織に属して実務経験を積むことを目的としており、語学はもちろん、韓国のビジネス環境や文化についても学べるのが魅力です。働きながら学ぶことができるので、韓国でのキャリアを考えている人や、仕事で韓国語を使えるようになりたい人におすすめの留学スタイルだといえるでしょう。
また、現地での就労によって学びながら収入を得られることもおすすめのポイントです。なお、ワーキングホリデーは、18歳~30歳までの人が利用できる制度です。
社会人が韓国留学する際に必要な費用
ここからは、社会人が韓国留学する際に必要な費用について紹介します。結論から述べると、費用は留学スタイルや留学先、滞在期間によって大きく異なるのが特徴です。ただ、目安として、1週間で8~20万円、1か月で9~23万円、3か月で23~60万円ぐらいが、学費や滞在費、食費、往復の航空券などを含むおおよその費用だとされています。
なお、語学学校ではTOPIC(韓国語能力試験)対策やビジネス韓国語も受講できるので、受講する場合には、そのコース料金も考慮しましょう。多くの場合、TOPICコースは1か月あたり1.3~1.8万円で8回分の授業を、ビジネス韓国語コースでは1か月あたり1.5~2.2万円で8回分の授業を受講できます。
社会人が韓国留学するメリット・デメリット
ここからは、社会人が韓国留学するメリットとデメリットを紹介します。
メリット
まずは、メリットを3つ紹介します。1つめは、韓国語のスキルを伸ばせることです。あたりまえですが、留学すれば日常的に韓国語を使用することになります。そのため、会話スキルは自然に磨かれていくでしょう。また、留学スタイルや滞在期間によっては、ビジネスシーンやディスカッションに対応するだけの力をつけることも可能です。
2つめは、IT技術やエンタテインメントなど、韓国独自の専門分野を学習できることです。このような専門分野を学ぶことは、国際的に通じる知識やスキルを身につけることにつながるでしょう。
3つめは、キャリアの視野を広げられることです。社会人として韓国の文化やビジネス環境を学ぶことは、国際的なビジネス視点を身につけることにつながります。また、留学期間に学んだことを帰国後にうまく活かせばキャリアアップも目指せるでしょう。
デメリット
ここからは、デメリットについても3つ紹介します。1つめは、留学のために一時的に退職や休職をした場合、キャリアの形成が不利になるパターンがあることです。なぜなら、職歴に空白期間ができることで再就職先がスムーズに見つからない場合があるからです。ただ、留学によって得た実績や学位、資格などを具体的にアピールできれば、このデメリットをカバーすることは可能です。
2つめは、一時的に収入がなくなるリスクが発生することです。もちろん、インターンシップやワーキングホリデーという形で留学する場合は、現地で多少の収入を得ることも可能です。ただし、安心して留学するためには、しっかりした計画とじゅうぶんな資金の準備が必須だといえます。
3つめは、留学期間や学ぶ内容によっては、期待したほどの学習効果を得られない場合があることです。留学を実りあるものにするには、具体的に目標を設定すること、継続的にモチベーションを維持する工夫をすること、定期的にスキルを評価する仕組みをつくることが大切です。
まとめ
韓国は日本からのアクセスがよく短期間での留学も可能なため、非常にコストパフォーマンスのよい留学先のひとつです。この記事では、社会人でもできる韓国留学のスタイル、必要とされる費用の目安、社会人が韓国留学するメリットとデメリットなどについて詳しく紹介しました。
留学の目的をはっきりさせ、しっかりした計画とじゅうぶんな資金準備をして臨めば、韓国留学の経験は自身の視野を広げることや成長につながるでしょう。留学のメリットとデメリットについてもよく知ったうえで、自分にとって最適な決断をしてください。分からないことがある場合には、具体的な資料を請求することやエージェントに相談することもおすすめです。
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引用元:https://jp.square-edu.net/
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