韓国ワーホリに必要な費用と内訳を紹介！気になる賃金事情も公開

日本からの距離が近くすぐに渡航できる韓国は、ワーキングホリデー先としてもおすすめの国です。この記事では、ワーキングホリデー先として韓国がおすすめの理由、1年間のワーキングホリデーに必要な費用、韓国で仕事を見つける方法やワーキングホリデーを成功させるコツなどについてくわしく紹介していきます。

ワーキングホリデーに韓国がおすすめな理由

まずは、ワーキングホリデーの国選びで韓国がおすすめされる理由を4つ紹介します。

就労・就学の期間に制限がない

1つめは、就労・就学の期間に制限がないことです。そのため、1年間かけてじっくりと韓国語を学ぶことも、さまざまな場所に足を運んで観光を楽しむことも可能です。自分にぴったりの充実したプランを立てられるのが大きな魅力だといえるでしょう。

費用が安い

2つめは、費用が安いことです。日本から韓国までは飛行機で約2時間。ワーキングホリデー協定国の中では日本に最も近い国なので、欧米に行くのに比べると渡航費を大幅に抑えることができます。

また、韓国にはさまざまな滞在先があるので、自分の希望や予算に応じて選べるのも魅力です。多くの留学生に利用されるコシテルやコシウォンをはじめ、食事つきのハスク、ひとり暮らし用のワンルーム、シェアハウスなどもあります。一方、物価は日本と同じぐらいだといえます。

韓国独自の人づきあいが経験できる

3つめは、韓国独自の人づきあいが経験できることです。一般的に、韓国人は情に厚く、仲間意識も強いされています。また、日本人にくらべてスキンシップが多いのも特徴です。このような特徴を知ったうえで交流を深めていくと、日本とはまた違った人づきあいが経験できるでしょう。

美容・グルメ・ファッション・文化遺産など楽しみがいっぱい

4つめは、美容・グルメ・ファッション、文化遺産など、語学を学ぶ以外の楽しみもたくさんあることです。メイクを習う、コスメグッズを買う、マッサージやエステを体験する、伝統的な韓国料理や韓国ならではのファッションを楽しむなど、充実した生活が送れるでしょう。

韓国ワーホリに必要な費用

ここからは、1年間、韓国でワーキングホリデーをするのに必要な費用を紹介します。

もし、滞在中に語学学校には通わないということであれば、費用の目安は約145万円です。内訳としては、往復の航空券・海外保険料・手続き費用など出発前にかかる費用が約25万円、滞在費が約60万円です。それに加えて、現地での食費が約24万円、おこづかいが約36万円となります。ビザの申請は無料でできます。

もし、語学学校に通いたい場合にはその費用が加算されるので、必要な費用も増えます。ただ、ワーキングホリデーでは就労もできるのが魅力です。そのため、現地でそれなりに働くことができれば、その分だけ最終的な出費は抑えられるでしょう。

韓国での2024年の最低賃金は、9,860ウォンで日本円にして約1,080円とされています。ただし、仕事内容によって必要とされる語学力は変わってきます。そのため、ある程度の収入を得られる仕事につきたい場合には、就労前に語学力を高めておく方が有利です。語学力が高ければ、選べる仕事の範囲も広がります。

仕事を見つける方法とワーホリを成功させるコツを紹介

最後に、韓国で仕事を見つける方法とワーキングホリデーを成功させるコツについて紹介します。

仕事を見つける方法

まずは、韓国で仕事を見つけるおもな方法を3つ紹介しましょう。

1つめは、インターネットで探すという方法です。日本人向けの情報サイトで有名なのはコネストで、現地での生活に役立つ情報も載っているのが魅力です。一方、韓国語が分かる場合は、JOBKOREAというサイトから探すとよいでしょう。

2つめは、店舗に貼っている求人情報を探して直接お店に連絡するという方法です。

3つめは、滞在先や語学学校にいる友人・知人に求人情報を提供してもらうという方法です。語学学校では、履歴書の書き方や面接方法などを先生が教えてくれることもあります。

ワーキングホリデーを成功させるコツ

次に、ワーキングホリデーを成功させるコツを3つ紹介します。

1つめは、目標ややりたいことをはっきりさせておくことです。最長で1年間も滞在できるのでぼんやりと過ごすのはもったいないです。語学力を身につけるのはもちろん、可能なかぎり現地の文化や歴史にもふれるといいでしょう。滞在中の就労経験や観光・旅行などもきっと貴重な経験となるはずです。

2つめは、日本人とばかり交流しないようにすることです。国籍や言葉の異なる相手と交流するのは大変ですが、語学力を伸ばしたいのならあまり日本人同士で固まらない方がいいでしょう。

3つめは、トラブルや軽犯罪に巻きこまれないように注意することです。韓国の治安はけっして悪くありません。しかし、スリや置き引き、ぼったくりなどには注意が必要です。貴重品の扱いに気をつける、料金は事前に確認する、夜遅くに外出することや人気のない道を通ることは避けるなどの方法で自分の身を守りましょう。

まとめ

韓国でのワーキングホリデーを検討している人は、必要な費用や現地の賃金事情にも興味があると思います。そこでこの記事では、ワーキングホリデー先として韓国がおすすめの理由、1年間のワーキングホリデーに必要なおおよその費用と内訳、韓国で仕事を見つける方法やワーキングホリデーを成功させるコツなどについて詳しく紹介しました。これらを知ったうえで自分にぴったりのプランを立てれば、きっと有意義な経験ができるでしょう。参考にしていただければ幸いです。